※ ラバー部分の破損例(純正品)
ディバーターバルブは、アクセルのオン/オフに伴って、ターボに掛かるブースト(圧縮された空気)圧を蓄えたり、余分なブーストを逃がしたりする役割を果たす、運転している間ずっと働き続け非常に負荷がかかる部品です。
純正のディバーターバルブの中には、機密性を高めるためにラバーが使われているものがあり、そのラバー部分が破損していると、空気が漏れてしまってブースト圧を蓄えることができません。
長く乗っている間にはラバー部分が破損してしまう場合もあるのですが、特にコンピューターチューニングを施した車の場合、強化されたブースト圧に耐えられずに破損してしまうこともあります。
純正ではラバー製だった部分を、FORGE MOTORSPORTでは金属製のピストンにしたことで消耗の心配がなくなり、半永久的に使用できます。
また、シフトチェンジや減速時などの急激なスロットルオフ時に、蓄えられていたブーストが行き場をなくしてタービンにショックを与えないよう、空気を吸気側に逃がし、スロットル開度に応じた適切なブースト圧に調整することで再加速時のブースト発生をスムーズにし、ターボラグを減少させるという働きをします。
※ 金属部分が破損する場合もございます。(純正品)