• ◇10.1 PSと13.5NMの増加
• ◇気温が最大20℃低下
• ◇ターボラグの低減、レスポンスの向上
• ◇全体の表面積が大きくなり、熱放散が向上します。
• ◇レース仕様のチューブとフィン構造の空芯を採用
• ◇高流量鋳造エンドタンクにより、冷却効率を最適化するための空気の流れが確保されます。
• ◇Dyno が証明した馬力とトルクの向上
• ◇より滑らかなパワーカーブ
• ◇100% を超える体積増加
• ◇正面面積が 40% 以上増加

フォージモータースポーツのインタークーラーキットは、トヨタ ヤリス GR 専用の高性能インタークーラーで、英国本社で製造、設計、テストされています。 開発プロセス全体を通じて、私たちはヤリス GR のエンジンの効率と性能を向上させるよう努めてきました。 フォージモータースポーツのプロジェクトの概要は、OEM インタークーラーの元の位置にある利用可能なスペースをすべて利用してインタークーラーを開発し、 ブースト圧やエンジンとトランスミッションの冷却に悪影響を与えることなく吸気温度を確実に下げることでした。

スキャン ソフトウェアと従来の測定方法を組み合わせてデザインが作成されました。 これは数値流体力学 (CFD) チームによって微調整され、エンドタンクは最初に 3D プリンターで作成されました。 次に、砂型鋳造技術を使用して 3D プリントから最初のプロトタイプを合金鋳造し、数種類のインタークーラー コアのテスト手順を開始しました。

最初の反復では車両に完璧にフィットしましたが、当社の技術者とエンジニアはトヨタのGR3気筒エンジンで流量を最大化するためにエンド ユーザーに必要なブーストパイプを提供するとともに、 入口と出口を拡大する必要があると感じました。

ダイナモの作業に取り掛かる前に、3 つの異なるタイプのコアを仕様化しました。 そのうちの 1 つはバーとプレート、2 つはチューブとフィンの構造で、3 つのコアすべてが内部および外部のフィン ピッチと構成が異なります。 次にエンドタンクの入口 (高温側) に内部バッフルを製作するとともにテストの準備が整ったテスト部品を溶接しました。 これは、フォージモータースポーツのCFD研究から、コア内部の総体積が最適なパフォーマンスを得るために確実に利用されるようにするためです。

OEM インタークーラーと比較して、改良された Forge 製品は表面積が 42% 以上増加し、内部容積が 100% 以上増加し、さらに 10.1PS および 13.5NM 以上のパフォーマンスが得られます。 これらのパフォーマンスは車両のチューニング状態や、ターボ インレット アダプターやインレット ダクトなどの補足的なパフォーマンス製品に応じてさらに大きくなる可能性があります。 ホット側とコールド側、つまり入口と出口が 60mm に拡大されたため、インタークーラー キットには、取り付けを完了して OEM 部品に接続するために必要なすべての シリコン ホースとハードウェアが含まれています。

フォージモータースポーツ・インタークーラーは、OEM の取り付けポイントに直接フィットする完璧なパフォーマンス向上製品で、比較的短期間で簡単に取り付けられます。 コンポーネントを切断する必要がないため、将来いつでも車両を純正に戻す必要がある場合に取り付けを元に戻すことができます。 コアタンクとエンドタンクは、黒色の質感のある防食コーティングで仕上げられており、熱特性も向上し、製品の外観をよりステルスまたは OEM+ に保ちます。

さまざまなコアをテストするのはなぜか?

フォージモータースポーツでは、インタークーラーを開発する際に、アプリケーションごとにいくつかの異なるコアをテストします。 たとえば、バーとプレートのスタイルのコア、チューブとフィンのスタイルのコア、およびさまざまなフィンのピッチと高さ。 1 インチあたり 22 個のフィンまたは 1 インチあたり 17 個のフィン、およびチューブ内の内部フィンのピッチ/形状および密度を変更することで、 インタークーラーが生成する圧力降下の量を微調整することができます。

フォージモータースポーツのテストと研究がさまざまなプロジェクトで証明しているように、圧力降下は必ずしも悪いことではありません。 これは、空気が大気に開放されているコアの非加圧面を通過するため、冷却器内の圧力降下によって加圧空気の速度が失速し、冷却器自体内の空気を冷却する時間が長くなるためです。 もちろん、圧力降下が大きすぎるとインタークーラーが最大効率に達しコアに空気を送り込むためにターボがより激しく働かなければならないため高性能エンジンに問題が発生する可能性があります。 これにより、ターボが過剰なストレスを受けてより多くの熱を発生するため、吸気温度 (IAT) がより高くなります。

圧力降下がないことは、クーラーが充填温度を再び下げることができず、吸気温度が高くなるため、非効率であることが判明する可能性があります。 様々なテストを繰り返して最終的に完成度の極めて高いインタークーラーキットがリリースされました。本物のパフォーマンスを是非体感して頂きたいと思います。

製造プロセス全体を通して、ヤリスＧＲのエンジン効率化とパフォーマンスの向上をファースト・プライオリティとして開発してまいりました。この製品はインレットパイプ全体のシステムを1つのパッケージとしてリリースすることになりました。
キット内にはビレット加工されたターボアダプター、２本の５層重ねのシリコンホース、合金ハードパイプで構成されております。これらの各コンポーネントはブーストが滑らかに流れるように設計されているため可能な限り最大容量を生み出します。純正部品と比較してもブースト流の効率が大幅に改善されているのは明らかです。特に吸気口にブーストが入る重要な領域では直径が４８ＭＭから６３ＭＭにサイズが大きくなっています。 またブーストの流れをスムーズにする状態を作り出すことに成功。リブ領域とノイズチャンバーを排除しました。

同時リリースされたカーボン・インレットダクト及び リサーキュレーションバルブと共に是非ともインストールして頂きたいアイテムです。

フォージ インレット ダクトを使用すると、Yaris GR のエンジン・ベイに美しいカーボン ファイバー パーツを追加することができ、激しいドライビング中やトラックやラリー ステージでもインレットの温度を下げることに成功しています。3D スキャンと SolidWorks CAD を利用することで、フォージの開発チームはインレット ダクトのサイズを最適化し、純正エアボックスから吸入する冷気が途切れることなく増加するようにしました。

このインレット ダクト パフォーマンス カー パーツは、エンジンからの熱の影響を最小限に抑えるために、フロント バンパーとエアボックスにぴったりとフィットし、純正比較しても大容量になっています。レース当日のテストでは純正ダクトが原因で吸気温度がヒートソークの悪影響を大きく受けてしまいました。
一方、フォージの吸気ダクトは、吸気温度を下げるだけでなく、より一貫した温度に保ちました。一定の温度を下げることは非常に重要です。高温のピークがあるとECU がイグニッションを遅らせ利用可能な電力を減らすためです。

Forge インレット ダクトの設計には、エアボックスの上部開口部と下部開口部の両方に自由に流れる経路が組み込まれていますが、純正設計には下部開口部への流れ管理がなく、上部は小さく、完全に密閉されていません。 ヤリス GR のパフォーマンスにとって下部の開口部がはるかに重要であることを理解する必要があります。 またフルスロットル状態で作動する真空作動フラップがあるため、フォージ モータースポーツ インレットダクトはエンジンが最も必要としているときにヤリスがより冷たい空気を得ることに成功しています。

• 13BHP(ブリティシュホースパワー） パワーアップ
• 8NM トルクアップ
• パフォーマンス・エアフィルター 付属
• エンジン・チェッキングランプ無点灯
• エアフロー大幅に増加

Forge Motorsport の開発チームは、さらなるパフォーマンス改善するためにこれまでの実績をもとに技術力を駆使することができました。その最終的な答えがまさにこのヤリスGR用の新型アッパーエアボックスFMINDK43の開発です。Yaris GRの所有者との継続的なテストとディスカッションの後、純正エアボックスはきちんと機能することが証明されました。ただし、純正エアボックスの弱点は、間違いなく空気の量とエアフローの方向にあります。そのため、下部の純正エアボックスと交換用の上部エアボックスとを連結する前に、いくつかの異なる方法を検討しました。

Forge Motorsport Inlet Duct / パフォーマンス カーボン・インレットダクトと組み合わせて使用すると、下部エアボックスへ一貫した低温空気の供給が保証され、さらに上部エアボックスに送られます。純正インレットパイプの 80mm から 89mm への直径の増加により、ターボインレットアダプターからエアボックスへの接続パイプだけで約 20% のエアフロー増加が生じます。テストを実行し得られたデータからはパネル・フィルターではなく、下の CAD が示すコーン フィルターを使用することが決定されました。3Dスキャンデータを元にコーンフィルターが下部エアボックス内の最適な位置に収まるようにしました。これは、取り付けを容易にするだけでなく吸気管への最適なエアフロー可能にするためでもあります。

ヤリスのMAFとストックマップの感度は高いです。そのため、特にパネル フィルターからコーン・フィルターに変更しパフォーマンスを向上させたときに車のドライバビリティを損なうことなくパフォーマンスが得られるよう多くのテストが必要でした。直径、これを実際の条件でテストするために3Dプリントされたモジュラー設計を作成、MAFの位置、直径、気流のさまざまなバリエーションを路上と現車でテストできるようにしました。

最適なデザインを見つけた後フルプロトタイプを復刻し車両に残しました。これにより、テストを継続して実際の運転条件でのパフォーマンスの再現性を証明することができました。また、この段階で誘導ノイズにわずかなゲインがあることにも気付きました。 この製品は、トヨタ ヤリス GR 用の既存の Forge Motorsport パフォーマンス製品と連携すると、非常にバランス良く機能します。ターボインレットアダプターのリリースにより、純正インレットよりも容積を 53% 増やすことができました。 このインテークと組み合わせると、インレットトラクトの大部分で 89mm の直径を維持することで、フィルターからターボへのスムーズなエアフローを最小限の制限で確保することができました。
従来の速度スタックと同様に、空気をより直接ターボチャージャーに送ることで設計されており容量が大きいためより多くの空気を圧縮できます。これは、吸気システム内により多くの空気が保持されるため、長時間の減速後またはギアチェンジの合間に加速にプラスの効果をもたらす可能性があります。

フォージ モータースポーツ パフォーマンス パーツは、ドライブを向上させるための優れたオプションであるだけでなく、カーボン ファイバー製品は、エンジン・ベイにキャラクターを与えるのに本当に役立ちます。 高品質のカーボンファイバーは、プリプレグ 2×2 ツイルで、ビレット ツールからオートクレーブで成形され、アンチ UV グロス ゲル コートで仕上げられています。

ディバーターバルブはスロットルを閉じたときに開いてターボに掛かる余分なブースト圧を別の通路に逃がす働きをします。このＤＶはシフトチェンジや減速時など急激なスロットルオフ時の吹き返りによるタービンに与えるショックを緩和し、スロットル開度に応じた適切なブースト圧に調整することで再加速時のブースト発生をスムーズにし、ターボラグを減少させるという働きをします。

トヨタ GRヤリスが、極めてパフォーマンスの高い車として絶大な人気を誇っていたため、現在有能なレースカーとして使用されているのは当然のことです。しかし、公道での使用とハードなトラックでのラップの違いはいくつかの欠点を浮き彫りにします。吸気温度、この場合はエンジンオイル温度の両方で、冷却が最も重要視されています。

フォージモータースポーツのこのオイルクーラーキットは、BTCC およびミニ チャレンジレース等に直接関与した同じエンジニアリングの専門知識を使用して開発されており、既にレースで実証済みの冷却パッケージを提供しています。

これらはレースシーズン開幕後のスケジュールすべてにわたって広範囲に使用されており、そこから得た知識を公道走行製品に直接採用しているため、 ＧＲヤリスにモータースポーツのデータが十分にいかされています。これにより、コースの内外でオイル温度を下げることが可能になることと同時に品質を落とすことなく製品提供が可能になります。

FMOC12 の入口と出口は、最適な流れが得られるように正しい位置に配置されています。オイル クーラーを逆さまに取り付けると、システム内でキャビテーション (エア ロック) が発生し、 長期間にわたってエンジンの疲労や不十分なエンジン潤滑による内部コンポーネントの損傷につながる可能性があります。

設計のあらゆる側面を考慮して、ＧＲヤリスのクーラー装備に可能な限り最良の構成を研究するために多くの時間を費やしました。
これにより、取り付けが簡単であるだけでなく、現在市場に出回っている製品の中で最高のパフォーマンスを発揮する製品開発に成功しました。

多くのオイルクーラー キットとは異なり、フォージモータースポーツのオイルクーラーは工場出荷時のオイルからウォータークーラーを所定の位置に保持します。 これにより、エンジンオイルの冷却が本質的に2倍になります。また、トヨタ ＧＲヤリス クラッシュバーに完璧にフィットするように、特注のレーザーカット アルミニウム ブラケットを使用するキットを開発しました。 パフォーマンス パーツ キットには、組み立て済みの高品質AN-8オイルホースが 2 本付属しています。

新しいパフォーマンス製品を開発している間に、特にチューニングされたときに車両に大きな限界があることがわかりました。
オイルの温度は、サーキット・コース上、またはより暑い厳しい気候で激しく運転されている場合にも危険なレベルにまで上昇する可能性があります。
オイル温度の上昇は、エンジン内部コンポーネントに十分な潤滑の低下という大きな悪影響をもたらします。
車両のラジエーターグリルの前部にある車のオイルクーラーラジエーターの位置は、優れた空気の流れを可能にしオイル温度が大幅に低下することを確認しました。したがって、フォージモータースポーツのオイルクーラーは、すべてのＧＲヤリス・オーナー、ドライバーが車両の性能と寿命を守るために必要不可欠な製品です。

オイル クーラー サンドイッチ プレートに組み込まれているサーモスタットを組み込みました。 これは、テスト時にオイル クーラーの最適な動作温度であることが観察されたため、85 C で開くように設定されています。
これは、エンジンが最大限に動作していることを意味します。効率的な油温範囲を確保することに成功しました。